新玉ねぎの特徴
春先の短い期間に出回る、白く柔らかい玉ねぎです。
黄色玉ねぎや白玉ねぎを早取りして、直ぐに出荷したものです。
一般に玉ねぎとして流通しているものは黄色玉ねぎで収穫して1カ月ほど風にあて乾燥貯蔵の後出荷されますが、新玉ねぎは早取りされ貯蔵されずに出荷されます。
扁平型で皮は薄く、水分は多く、柔らかく、辛みが少ないという特徴があります。
独特の甘みとみずみずしさからサラダなど生食に向いています。
新玉ねぎの栄養と効能
普通の玉ねぎに比べ水分が多い分、他の栄養分はやや少なくなりますが、糖質は多く、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄などはそれほど多くはありませんがバランスよく含みます。
辛み成分の硫化アリルは熱に弱いので生食むきの新玉葱では効率良くとれます。
硫化アリルはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復・精力増強・血液サラサラ効果があり、血栓予防にも効果的といえます。新玉ねぎの選び方
表皮が乾いてツヤがあるもの、首の部分がしまり、表面が白すぎないものが良品です。
ブヨブヨしているものは傷みやすいので気をつけましょう。新玉ねぎの保存方法
普通の玉葱に比べ保存性は悪く、時間と共に風味はなくなりますので、早めに美味しく食べましょう。食育サークルSUNオススメの新玉ねぎレシピ