桃の花がほころび始める頃、しまい込んだ雛人形を取り出し、飾るのは楽しい春の行事。
いくつになっても楽しいものです。
お宅ではどんなお祭りをしていますか。
ひな祭りは、お嬢様の健やかな成長を願う1年に1度のお祭り。
ご両家のご両親はもとより、兄弟、姉妹、お友達、多くの方々においしい料理でおもてなしをされてはいかがでしょうか?
ひな祭りの定番といえば、ちらしずしにはまぐりの潮汁。
それに雛あられ、菱餅、白酒など。
それぞれにいわれがある縁起物です。
例えば、菱餅・雛あられには、白・緑・紅が使われますが、これは「雪が溶け、芽吹き、花咲く」の象徴。
白酒は体を清める意味があります。
又、はまぐりは貝殻がしっかり合わさっていることから、将来良い伴侶に恵まれるという意味があります。
◆ひな祭り一口メモ
ひな祭りでは、雛人形と一緒に料理やお菓子などを並べますが、かつてはお膳立てやご招待客のもてなしを学ぶ大切なしつけの場だったとか。
◆尾張名古屋のおこし餅
尾張名古屋では「押し餅」(地域によっては「おこしもの」、「おし餅」)という米粉で作ったお菓子を飾ります。
雛人形や鯛など可愛い押し型に模様が色鮮やかに描かれた餅菓子で、そのまま食べてよし、焼いてよし、昔ながらの懐かしい味です。
みなさんのお住まいの地域ではどんなお供えをしますか?
おこし餅の作り方は下記レシピ参照ください。
ごはんびと おすすめひな祭り料理レシピ