大根の種類

種類は多く、栽培する土の性質、環境等により、根の形、大きさ、色、味、収穫時期にそれぞれ地方の特徴を持つ大根が各地に存在します。
青首大根
全国各地で栽培され、現在市場の主流。大根の上部が緑色で上から下までの太さがほぼ変わらない。水分が多く、辛みが少なく、煮崩れしにくいです。
桜島大根
鹿児島県桜島の火山灰土で育つ世界最大の丸型大根。やわらかく、甘みが強いです。
聖護院大根
京都聖護院地区で改良された大型丸型大根。きめが細かく、柔らかく、甘みがあり、味が浸みこみやすい。伝統的な京野菜の一つでで、「千枚漬け」の材料の聖護院蕪と形が似ています。聖護院大根も「千枚漬け」にも使われます。
守口大根
もともとは大阪の守口で作られていて、現在は愛知県の特産物になっています。世界最長の大根。硬くて辛みが強いです。
この守口大根を漬けた「守口漬け」は有名です。
ラディッシュ
最小型の大根。20日くらいで収穫できる事から「二十日大根」とも呼ばれています。
生食用でカリッとした歯切れの良さが好まれる。彩りや付け合わせ、サラダに使われます。

大根の栄養と効能

大根の根は淡色野菜、葉は緑黄色野菜です。
大根の辛み成分(イソチオシアナート)には血液サラサラ効果、殺菌作用があります。デンプン分解酵素(アミラーゼ)などの消化酵素が豊富で消化吸収を促進させ、胸やけ、胃もたれの解消に役立ちます。ビタミンC、カリウム、マグネシウム、食物繊維も豊富です。
葉には根より多くのビタミンCを含みます。カロテン、ビタミンB1,ビタミンB2、カルシウム、鉄等を多く含んでいます。
干した大根には生の大根よりビタミンB1、カルシウム、鉄等が多くなり、食物繊維、ミネラルの補給に有効です。

大根の選び方

葉付きのものは葉がピンとしていて、みずみずしいもの、緑色が艶やかなものが新鮮です。
葉の茎を折ってみて、スカスカの場合は根にもスが入っている事が多いです。スとは、水分が抜けてしまうためにできるもので、断面の繊維が浮き上がってくる状態です。
葉が切り落とされているものは葉の切り口がみずみずしいものを選びましょう。
根の部分は青いところは青く、白いところは白く、ひげやくぼみが無く張りと光沢のあるもの、そして、ずっしりと重いものは水分がたっぷりで新鮮です。

大根の保存方法

保存の適温は5℃前後です。
葉を付けたままの保存は水分の蒸発が早く、スが入り易いので、葉は切り取って、湿らせた新聞紙等に包み、涼しいところ又は冷蔵庫の野菜室で保存します。
葉はさっと茹でて冷蔵又は冷凍保存も可能です。
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