白菜の種類
中国では山東、北方、南方の3型に大別されていますが、日本では山東型のみが定着し、分化されてきました。
結球種、半結球種、不結球種があります。
日本で最も多く出回っているものは結球種の円筒形が主流です。
現在は栽培品種だけでも150以上あるようです。
少人数の家庭でも食べきれるように小型品種も開発され、普通品種で1球3~4㎏に対し、1㎏前後のミニ白菜も出回るようになりました。
白菜の栄養と効能
水分が95%と多く、微量ですがいろいろな栄養素をまんべんなく含んでいます。
ビタミンCとカリウムは比較的多く含みます。鍋料理など量的に多く摂取する場合が多いので、カルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、食物繊維なども多く摂ることができます。
煮汁に溶け出す成分も多いので、煮汁も一緒に食べられるメニューがお勧めです。
風邪予防、高血圧予防、便秘予防などにも効果的といえます。
低エネルギーなので、肥満予防や過食予防には最適です。白菜の選び方
「白菜は霜にあたって、繊維が軟らかくなり、甘みが増し、美味しくなる」といわれています。
巻きがしっかりしていて、ずっしりと重いもの。そして外葉、根元の切り口がみずみずしいものが新鮮です。
カットされたものは断面の葉が詰まっているもの、切り口が盛り上がっていないものを選びましょう。
白菜の保存
外の葉から使い、残りは新聞紙で包み、根元を下にして涼しいところに立てておくか冷蔵庫の野菜室で保存します。
食育サークルSUNオススメの白菜レシピ