牡蛎の旬について

牡蛎の旬は12~1月(真ガキ等)、6~8月(岩ガキ)です。
市場には10~3月に出回りますが、最もおいしい旬は12~1月です。
欧米では英語で「“R”の付かない月(5~8月)はカキを食べるな!」といわれ、日本でも「桜が散ったらカキを食べるな!」といわれています。
5~8月はカキの産卵期で味も悪くなる上に中毒を起こしやすいためです。例外として、夏が旬の岩ガキがあります。

牡蛎の種類

世界の中での種類は多く、大きさや形は様々です。
日本では誰でも楕円に近い、あの独特の形を思い浮かべますが、丸いものや平たいものなど様々な形状のものがあります。 
日本での主な食用種を挙げてみました。
真ガキ
日本国内での分布量が最も多く、北海道から九州まで各地に分布します。
私たちが店頭で見かけるものはほとんどが真ガキで、養殖物です。
高緯度に分布するほど大型で北海道産真ガキは殻長40㎝に達するものもあります。
低緯度の熊本産のものは殻長5~8㎝と小粒で環境によって形態は変化します。
北海道、宮城県、三重県、岡山県、広島産が有名。
住之江ガキ
有明海沿岸で食用にされますが、他所へはほとんど出回りません。
真ガキに極く近い種で、殻の表面はやや滑らか。
岩ガキ
「夏がき」といわれます。陸奥湾や日本海側の深海で採れます。
真ガキに比べ、大型で殻の色が茶色っぽいです。
グリコーゲンが多く、味が濃いので、生で食べるのに向きます。

牡蛎の栄養と効能

「海のミルク」といわれるように、濃厚な味と滋養の高さでよく知られています。
アミノ酸、グリコーゲン、ビタミン、ミネラルなど栄養成分豊富で、昔から「膵臓や胃の働きを良くし、寝汗を止め、のどの渇きを取り、二日酔いを防ぎ、婦人病や精力の回復にも効果大、肌を美しく、きめを細やかにする」などといわれていますが現代の栄養学的にも実証できる効果は多いです。
例えば、アミノ酸のなかのタウリンを取り上げても疲労回復、高コレステロール予防、神経トラブルの改善、目の疲れ、視力回復など視神経トラブルの改善、基礎代謝能力のアップ、ストレス性緊張を和らげる等の効果があるといわれます。
鉄、亜鉛、銅、カルシウム、葉酸、ビタミンA、ビタミンB1,B2,B12 等も多く、貧血予防、味覚障害予防などにも効果的で、いろいろな栄養素が影響し合って、総合的に多くの効果が秘められているといえます。

牡蛎の選び方

殻つきの物は生きているもの、殻にふくらみがあり、太っているものや重量感のあるものを選びましょう。
むき身の場合は貝柱が透き通っていて、丸みがあり、ふっくら膨らんでいるものを選びましょう。緑のひだの色が鮮やかなものが良品です。
基本的には早く食べることです。
パックに入っている液体はカキの殻から出る汁が含まれているのでパックのままなら2日ほどは冷蔵庫で保存できます。
真水に漬けての保存は避けましょう
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